★こんなこ いるかな のページ








  ★お待たせいたしました! ”こんなこいるかなワールド” さあ、出発進行で-す。

★玩具を作ろう! H「クルクル水車」
  ・ぶるる……「こわいよー!!」
  ・がんがん……「がんばるもーん!!」
  ・たずら……「イェーイ!」


  

 

  牛乳パックを使った水遊び玩具。材料はパック、割り箸、ストロー、ビニールテープ。
上の写真は、2月に行ったコンソーシアム大学「親子で実践遊び学ーーー作って遊ぼう!」で
クルクル水車で遊ぶ子どもたち。お母さんの中には黒板に描いた”作り方”を熱心にメモする方も。
水遊びやお風呂で楽しめるこの玩具は、作り方も簡単で壊れない。おすすめだ。

★玩具を作ろう!G「CDコマ」クルクル目が廻るよー
  ……やだもん!!!「いやだもーん!」
  この工作は実に簡単!どなたでもできます。よく廻ること保証するよー!!

  
・CDコマ            ・色円盤(右上の2枚はベンハムゴマ、右下は色円盤に乗せる)

 身の回りにある廃物品の利用。今回はCD。どこの家庭にも一枚や二枚はあるだろう不要になったCD(CD・R、DVD)を
使ってのコマ作り。材料はCD一枚とビー玉。ビー玉をCDに接着するだけの簡単さ!誰にも出来る!これが実に優れもの。
よく廻る。一分間は当たり前に廻り続ける。。色紙を貼り合わせたり、模様を描いた回転円盤をセットすれば更に楽しい。
 学生は回転円盤のデザイン(同心円、渦巻き、放射、格子、ドット、イラスト…・等)を多種制作させるが、コマ本体は
市販の物を使う。ただ、いつものことであるが「応用力」は要求する。身近なものを使ってのコマ遊びを考えさせる。これが
大事。その一アイディアとして「CDゴマ」を紹介する予定。

ビー玉に持ち手(ぼくはマジックインキのキャップを利用)をつければ廻しやすいですよ。(写真の黒い取っ手)


★玩具を作ろう!F「二人はなかよし いつもいっしょ」簡単クリップ手品

 ゼムクリップが二つあれば何処でも簡単にできる手品。クリップを二個帯状の紙に挟み左右にサッと引けば、
不思議不思議、クリップは繋がっている!何度やって見せてもよい。種も仕掛けもないのに、見る者の首をかしげさせる。
クリップの挟み方にポイントがある。帯をU字形にして止めるのがコツ。
 この簡単手品を「こんなこ」に応用したのが「いつもいっしょ、二人はなかよし」。やだもんや、たずらを取り付けたクリップを
紙に仕掛け、声を出して演ずる。「いつもいっしょ」 → 「二人はなかよし」といいながら、サッと勢いよく引く。子どもに声を
出してもらい演ずれば効果的。楽しい手品だ。



     
  ・クリップにキャラクターを装着(白ボール紙、粘着テープ)・このようにクリップは一瞬に繋がる    ・ピンク、空色、黄緑色の帯紙にセット。
                                                                写真は「ミンミン」バージョン。




★玩具を作ろう!E 「回転円盤クルリンリン」

 転がして遊ぶ。傾斜を調節してゆっくりゆっくり……!軌道をはずさずゴールまで。これがなかなか難しい。
円盤に描く絵はキャラクターのほか、うさぎや魚を二匹からめるようにデザインしても面白い。
 ”軌道”は牛乳パックを繋げて作るが、ぼくはベニア板で180センチのものを6個製作した。幾人か並んで
転がし競争させる。「クルリンリン」は、いかに早く到着させるか。又は誰が最後までゆっくり時間をかけたか、
勝負は色々考えられる。

   

   


★玩具を作ろう!D 「ペーパーチェーン & お面」

 お面の目の穴の位置は大体決まっている。プラスティックの玩具お面の「やだもん」「たずら」では
目の位置に小さな穴が開けられている。
 キャラクターの表情を壊さぬよう、(目の位置は変えられないから)お面(中央写真)は鼻を緑色のPP で
制作した。鼻の穴から見手入ることを、誰も気づかない。

 右写真は キャラクターのペーパーチェーン。左右相似形が基本。ここではサンプル的に4体を
連ねたが、同じものをいくつもつなげても面白い。授業(造形表現活動U)では壁面構成の
アイディアとして取り上げた。白ボール紙でゲージを作り量産する。

       


★玩具を作ろう! C「こんなこ絵変わりキューブC」


  
・ミャー、ペロのキューブが………→ 壊すと………→おやおや………ばらばらだね!
  
・粘着色紙貼り  作り方は簡単だよ。でも、きちんと計って作らないときれいなキューブにならないよ。

 材料 牛乳パック、両面テープ。
     牛乳パック(熱湯を通し乾燥させる)を丁寧に裏返す。7センチの輪を3個作り鎖状に繋げる。差込みキューブを
     作り、ペロ(又はミャー)を描く。キューブをばらし、ミャー(又はペロ)を描く。
 遊び方 キューブをばらして、『 「ペロ」または「みゃー」を作って!」 』 これが意外と難しい。コツが分かれば簡単だが、
      慌てるとパニック状態になるから面白い。慣れれば、直ぐ出来るようになる。

 



 

★玩具を作ろう!B「こんなこ絵変わりキューブB」

    
・立方体は六面体!なのにこのキューブ玩具は七面あるから不思議、不思議!
左のTOYは、やだもん、たずら、もぐもぐ、ぽっけ、ぽいっと、ぶるるの6人だが、”七面”ゆえ、
顔だけのインデックスを置かざるを得なかった。 

 材料(TOY一個) 牛乳パック4個 (カートンにカートンを差し込む。それを二つ繋げる)

 このTOYは一昨年のオープンキャンパスで披露した。学生が授業で作らせろと催促。しかしながら、
そう言いつつも、学生は、牛乳をよう飲まないからカートンを一人4個持ってくるのも大変そう。
仕方なく必修科目の「実践遊び学」ではなく、選択科目の「”楽習う絵画造形活動”」(受講生が減る)で制作させた。
箱がパタパタ回転し、キャラクターが変化していく。不思議さ、面白さに満足そうにはしゃいでいた。作り方を記した
レジュメは毎回渡すが、配るのは授業の終わり頃だ。
マニュアルに頼るな、ぼくが作るのを見ていろ!いつもぼくは”実演”する、やって見せる。デパートの実演販売員だと言った
学生がいた。そうだ、そのとおり。わかりやすく、おもしろくやって見せる。商品は売らないけどね。

   

★玩具を作ろう!A「あっかんベーの こんなこいるかな」●牛乳パックTOY 「舌だし人形」『こんなこいるかな』版

 特別な材料を使わずにできる『こんなこいるかな』の玩具を紹介するページです。第一回めは「舌だしこんなこ」です。
ここでは6人だけですが他の仲間も、寂しがるといけないから、名前を書いておきますね。
知りたがりやの<なあに>、いつも親切な<はっぴ>、まねっこの<まねりん>、あいでぃあまんの<ぴかっと>、
笑いんぼうの<げらら>、頑張りやの<がんがん>   (本来は表記は”しりたがりやの””がんばりやの”と、すべて
平仮名ですが本コーナーでは可読性を考え、漢字を使います)

  TOY 上部の持ち手を上げたり、離したりするごとに表情が変わります。
パチンと言う音、手ごたえがあります。笑ったり、泣いたり、むくれたり……。こんなこ達が勢ぞろい!!!!!
さあ、作ってあそぼ!あそぼ!あそぼ!!!


 「アトリエだより/絵本的生活日誌」へ
・玩具を作ろう@「舌だし人形」

 材料(TOY一個) 牛乳パック一個半、ゴム輪2本、フエルトペン(太)黒、色、



 


★玩具を作ろう!@「こんなこ絵変わりキューブA」

 不思議不思議……こんなこが、クル、クル、クルと回転、キャラクターが変わって行くよ。
キューブはすべてつながっており、…感触もパタ、パタ、パタと小気味よいのです。可愛いよ、とっても!


 

 材料 牛乳パック8個   カートンの底部を正方体にカットし二個差込みキューブを作る(キューブ4個にカートン
8個使用と贅沢だが、こうすることにより強度が増す)


 今後、ぞくぞく登場します。お楽しみに!



★”こんなこいるかな”の12人の愉快な仲間たち


 こんなこ いるかなの絵本は「絵本リスト」の頁へ


 ■こんなこいるかな・・・・・・100人に100の個性、1000人に1000の輝き


 『こんなこいるかな』は、NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」で放送された1分足らずのアニメーションです。
キャラクター一人一人の性格表現を強調したお話で、1986年から十数年にわたって放送されました。のちに、
「母と子のテレビ絵本」でも、よりストーリー性の高い作品を制作、放映。絵本も多数出版されました。

 登場する12人の子には、それぞれ性格や感情、行動を表すキャッチコピーがあります。
「いやだいやだのやだもん」「いたずらっこのたずら」「がんばりやのがんがん」………。
性格を際立たせるために、「こいぬのペロ」と「こねこのミャー」の二人をニュートラルな存在に設定。
話はすべて、個性的なキャラクターと無性格または優等生的な「ペロ」と「ミャー」で構成さています。

 人はみな同じではない。いろんな性格や特徴をもっている。「だから楽しいんだ」と、ぼくは、アニメ、絵本、
雑誌を通じてくりかえし表現してきました。顔や体や性格が違うのは当たり前。よい子、悪い子なんて考えも
しない。ただただ、いろんな子がいるんだということを、ユーモラスなストーリーでおおらかに描いたのです。


               

 たとえば「こわがりやのぶるる」は、たいへんな怖がりやさん。でも、けっして臆病ではありません。むしろ
好奇心旺盛な積極的な子に設定しました。おばけが怖いくせに、おばけの絵本が大好きで「こわいよー!」って
ふるえてる……というふうに。「こんなこいるかな」が子どもたちに受け入れられたのは、しくじっても、いたずらしても
叱られない、のびのびと遊びまくれる「解放区」をそこに見つけ、共感,安堵したからではないでしょうか。
子どもにとって「安心感」は、きわめて重要なキーワードであると、ぼくは思います。

 もちろん人の性格はそんなに単純なものではありません。でも、単一の性格でわかりやすい「こんなこいるかな」
の仲間に、子どもたちは自分と似た部分を発見したり、優越感を感じたりしているのです。
自分以外の人や、社会へ眼をやる最初の一歩……。これも、「こんなこいるかな」のテーマでした。
 子どものあるがままの姿を認めてあげて、個性の萌芽をじっと見守ってあげたいですね。長い目で。有賀忍

                                            『げんき』2006年6月号より(講談社)





 
 “きみが いるから おもしろい”
       「こんなこ いるかな」 の12人のキャラクターを紹介します!

・キャラクター「こんなこいるかな」は
1986年NHKTVおかあさんといっしょの中
で放送されたアニメーションです。
「おともだち」「NHKのおかあさんといっしょ」
「えくぼ」(講談社)に連載しました。
絵本は44冊出版。



               ■12人のキャラクター全員集合          

げらら …いつもわらってばかり

やだもん…たのまれるといやだ
       いやだとすぐいう

まねりん…すごーい まねっこ

がんがん…がんばりや
ぽっけ …わすれんぼう

たずら …いたずらっこ

なあに …しりたがいや

はっぴ …いつもしんせつ
ぽいっと…ちらかしや

ぴかっと…あいでぃあまん

もぐもぐ…くいしんぼう

ぶるる …こわがりや








★「こんなこいるかな」のキャラクターたち
前列左から:ぽいっと・なーに・はっぴ
中列左から:ぴかっと・やだもん・まねりん・げらら
後列左から:もぐもぐ・がんがん・ぽっけ
屋根左から:たずら・ぶるる
        (月刊「げんき」講談社 連載中)
            キャラクターデザイン:(C)有賀 忍 
   












NHKおかあさんといっしょCDブック『だいすき うたのえほん』より







                                   
 
『ジュニアメイト』1995年 5月号より